11月5日（火）成田からローマへ
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 アリタリアの機内食はイケル イタリアンと和食から選ぶ トマトパスタで始まった旅行にわくわくがたかまる |
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| フィウミチーノ空港に到着 シャトルバスの乗り場へ向かう 俺は英語がわからない イタリア人も英語を喋れない人が多い 独学イタリア語で頑張るしかない さぁ始まるぞ |
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| terra vision社の切符売り場に行く 「テルミニまで４枚ください」 「ほにゃららユーロです」 聞き取れねえ |
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| 一人７ユーロ バスはテルミニに到着 今回初めてレンタルwifiを借りた グーグルマップを使えるので助かる ホテルへ向かう途中で水とビールを買う スーツケースを持った四人 小さな店で勘定をしていると外で喧嘩があった バシッとビンタをする瞬間を見てしまい 母たちが暗い気持ちになっていないか気になった テルミニ駅前も夜はあまりいい感じではない 土砂降り予報だったが大して降られずにホテルに到着 チェックイン |
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| 荷物を置いてAと散歩 ホテル前の道を少し歩くと広場に出た オベリスクがあるから有名な場所なんだろうけど 夜のこちら側から見ると廃墟感があるね Aはちょっと怖いねと あとで昼に表から見たら サンタマリアマッジョーレ教会だった |
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| 明けて朝飯 よくあるスタイルのブレックファスト パンとチーズとハム ベーコンと少々の野菜 なんとプロセッコがあるじゃないか 四人揃っての最初の朝飯で泡の乾杯とは奮っている いいね |
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| でかけよう 初日の午前中はバチカンへ 博物館を見るには出遅れたけど テルミニへ向かう 今日も雨の予報だけどまだ大丈夫 今後の観光にそなえて地下鉄切符を２０枚買っておく Ottabvianoへ向かう地下鉄A線は猛ラッシュの激混み 初めて地下鉄に乗る３人に気をつけながらも 久しぶりのイタリアに俺は楽しくなってきた |
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| バチカン美術館まで歩く 並ぶはずなので早足になってしまう |
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reijiと二人でシスティーナ礼拝堂を観に来たのが2010年 それ以来のバチカン |
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| ラファエロ アテネの学堂 教科書で見るような有名な作品だけど 大げさにではなくぽっと展示されているので 母は誰のどういう作品か分かっていない
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| ぐるぐる階段を降りて出口へ |
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| 続いてサンピエトロ寺院へ キリスト教の総本山 世界一小さな国 300メートルくらい並んでいる セキュリティチェックをして入場 |
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ピエタ像
なんという美しさだ
モノとしてこんなに美しい物がほかにあるだろうか
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| サンピエトロの見物が終わり飯に向かう もう14時を回る 観光名所のレストランは高くて美味しくないだろう とのことで結構調べてきた 目指すはファルネーゼ広場 Hostaria Farnese マップを見ると歩いて30分 間に合わないか？ ちょっと歩くとタクシー乗り場があった 「ファルネーゼ広場までいくら？」 「23ユーロ」 Aに聞いたら「高いね」 だめかい 交渉しよう 「ちょっと高くないすか？」 「バチカンからはこんな値段だよ じゃ21ユーロでどうだ？」 Aは首を縦に振らない バチカンから外に出たらちょっと安いんじゃないの？とのこと バチカンから出てみるかと歩きだした それはいいけど外に出てどこにタクシー乗り場があるか分からないぜ で、ドンドン歩いてしまった テベレ川でサンタンジェロ（天使城）に着いたものの写真も撮らずに進む 母は早歩きにガクガク それもそのはず すでに４時間ほどをバチカン博物館にサンピエトロにと 行列を並び中を見物しと立ちっぱなしの歩きづめだ それでもなんとか30分でHostaria Farneseに着いた！ 「クローズです。すみません」 「わ～、残念」 意気消沈だよなぁ しょうがない どっかで食べようよと歩いていった カンポディフィオーリ広場の市を尻目に過ぎると 目に入ったのがRoscioli おー！ ロッショーリってあのカルボナーラのロッショーリか！ あーよかった！ 入ろう 入ろう ローマで3本の指に入るカルボナーラがうまい店 のはず 「4人です」 「ランチかい？」 「はい」 「5分待って」 着席～ 疲れたね～ 悪かったね～ さぁ注文しようよ 「カルボナーラは？」 「No」 「No?」 「Si」 なに～？ ロッショーリにカルボナラが無いってどういうことなのだ？ RoscioliはロッショーリでもここはRoscioli Caffè レストランではない姉妹店だったのでした～ まぁ しゃあない なんか食べよう 母二人はトマトのスパゲッティ 俺とAはトマトのニョッキ  けど母たちのスパはうまかったそうでなんとか救われた 食事をとり少し休み ちょっと歩いてパンテオンを観る 
この辺で母の体力は限界だ
相当な無理をさせてしまった ごめんよ 宿に戻ろう 1週間まるまる雨の予報にもかかわらず降られることもなく トコトン歩いてトホホなローマはミケランジェロが最高だった こんな感じで始まったわれら4人の珍道中一日目 明日はオルヴィエートに出かけるよ |
