☆クルアンビン





朝飯。
人参、じゃが、レンコン、ゴボウ、カブ、キャベツ、生姜、塩、ごま油。
うまいねぇ。
毎日朝はラヂオを聴いている。
日曜日だと思い込んでいたのだけど、土曜の番組じゃん。8時からはカツヤさんだ。

椎名林檎ってちゃんと聞いたことがないのだけど、ラヂオでかかると「これ、リンゴ?」とすぐAに聞く。
大体当たっているみたい。リンゴの声は分からないけど、ベースの音がなんか違うのだ。たぶんカメダセイジという人だと思うのだけど、ちょっとチガウのだ。俺は楽器はやらないのでウマイとかヘタとか分からないけど、この人いい、すごい、みたいのはすごく感じる。
ベースとドラムのはよさに敏感だ。ラヂオから、いいなぁと思うベースが鳴ると大体リンゴなんだよな。

オイリュトミーってのは楽譜に忠実にやる踊りなんだけど、俺はだいたい低音部を担当する。そのせいでもないのだろうけど何しろ低い音、太い音が好きだ。そして派手さがなくて味がある渋い踊りや演奏が好きだ。
音楽のアンサンブルを聴いていても自然と低音を耳が追っている。

色んな音楽が好きだけどロックは聴かない。いやCANとか好きだからロック嫌いと一言でいえないのだけど。


こんな人たちがいる。




Khruangbin。クルアンビンと読む。
ギター、ベース、ドラムの3ピース。
このベースを弾いている姉さんが実によい。
ドラムもよい。クエストラブの影響うけていそうだけど、最少で充分にしか叩かない。
アルバムをちゃんと聞いているとベースがとても気持ちいい。
基本的にギターって好きじゃないのもあってリズム隊ばかり注目しちゃう。
特にエレキ弾く男の姿って嫌い。髪が長いと更に嫌い。ごめん。そういう人多いね笑。

この演奏はどっかのベランダでやっているのもおかしい。
コロナでスタジオが借りられないのかと思ったら2016の動画だし、後半で聴いている客が一瞬映るし、妙なフィルムですな。


ずっと前に川崎美術館でのイヴェントに行ったことを思い出した。
phewが出るというのでわざわざ聴きに行ったのだけど、そこで見た東京ピカデリーの演奏が忘れられない。ギターを弾いて歌う男とドラムという二人組だった。バッチリ化粧をしてハイヒールで歌う男もよかったがドラムをたたく男が最高だった。
あとから調べると、オーバーハングパーティというバンドのドラマーだそうだ。へぇ~。
10代の俺はよくライブハウスに行っていた。いまや超有名になった灰野さんのおっかけだった時期がある。ライブが終わって帰る客にチラシを配っていたのがオーバーハングパーティだったのを覚えている。彼らのライブは見ることがなかったけど、あのドラマーはおそらく日本でも唯一無二のタイコだろうと思う。
もう一度聴きたいから調べてみよう。まだやっているといいのだけど。