☆06・29





昨日は午後は休み。

一旦戻って着替え。午後は雨が止むらしいから傘なしで出発。
西武線に乗り込んで一息。
新宿で待ち合わせてAとサブナードを歩く。
ミツヨシという化粧品屋しか用がないけどサブナードってなんか好きだ。

丸ノ内線に乗り銀座へ。
月光荘画材店のカフェ、月のはなれへ。
山元かえさんの展示を見て、飯を食う。

初めて行った店。とてもよい雰囲気。


昼はランチ

夜はバー

ジャズが流れていた

ケサディーヤを注文

ドリンクは100円プラスで赤ワインに

昼のワイン

最高だ

チリコンカルネ&アボカドのタコス
メキシコを思い出す

こういう料理大好きだ

Aはチキン・ガンボ

オクラの煮込み料理だそうだ
そして豆のライス



テラス席があり
植物が鬱蒼と茂りナイスな感じ

いい店だなぁ
今度はウィスキを飲みに来よう





新宿へ戻る
三丁目で降りて末広亭へ


母からメールをもらっていた
12時の到着で1階満席

さすがだなぁ

4時ころの到着で
もちろん立ち見

膝代り
小雪姐さんの太神楽
見事!

昼席のトリ喬太郎師の登場
座布団に着き
頭を上げると開口一番
「おかしいでしょ
今日は水曜日なんですよ」
場内爆笑
ド平日の今日にこんなに客が寄席に来ていることがおかしいでしょ
ということ
「普通はみんな働いている時間ですからね」

みんな昼から来てあなたの落語を待っていたのですよ
さぁ やってくれ

喬太郎師の落語はなにしろ面白い

今日は創作のネタ
といっても侮るなかれ
いいんですよ

すげえなぁ


と昼席がハネテ帰る客は退場
夜の客は席を探す
といっても夜のトリは小三治師だ
昼から通しで最後までっつう客が多いんだよ
1階の通路を進むがなかなか席が空かない
空くと前の人がすかさず座る
アカン

Aが2席取ってくれた
前の列にもう1席確保できたので
2階にいる母を呼ぼう

よかった
座って見られるぞ


前半はまぁそれなりに

大好きな正楽さんが登場
何度見ても素敵だなぁ
追っかけの姉さんがいるのも分かるわ
芸はいつも通り見事だ


中入り~

ずいぶん座ったな
ケツが痛い
人がムシャムシャ何か食っているのがちょっと羨ましい
水も持たずに来たからね
終わったらどっかでビール飲もう

ものすごく繁盛している
若い人も多い
落語は熱いんだな
と感じながら
もう少し落語らしい落語を聞きたいなぁ
古典のネタできっちり楽しませて欲しいな
とか思う俺がいたり



昨日の夜に家で飲みながら
「明日は多分誰かが替り目をやると思うから聴いておこう」
といってyoutubeで志ん朝の替り目を聴いた
Aも好きな噺だし



さぁ、中入りおしまい
後半始まり

ここはみんな食ったり飲んだりトイレに行ったりのあとで
やりにくいといわれる出番

何をやるかなと思えば
マクラも早々にスジに入った
替り目だー

Aと顔を見合わせて
来たー
という感じ

わははーおもろい
いいテンポで一気にサゲまで持って行ってくれた
しかし酒を飲む場面がある噺ってホント飲みたくなる
ほんと日本酒を飲みたくなる

いいなぁ寄席って

ここからの流れがとてもいい芝居になった
扇遊師の落語はいうまでもなく
笑組の漫才もおもしれえし
寄席っていいな
トリの時間に向かって末広亭全体が盛り上がっている
噺家も店員も客も力を合わせてだ
演者が出入りするたびに楽屋からの声もデカくなってきている

さぁ 二上りかっこ

小三治師が出てきた

「待ってました」
声がかかる

例によって マクラ

茶碗に手を伸ばす無言を
客が耳そばだてて聴いている
次に何を言うかが楽しみでしょうがないのだよ

すげえ芸だ


どう入っていくのかわからないままに
スジに入っていた

粗忽者の噺・・
釘か 死者か・・
「粗忽長屋」

おもしれえなぁ


最後まで聴いた満場の客が満足の拍手
座って喋るだけの落語という芸に
心からの拍手が湧いていた

面白かった


またチョイチョイ遊びに来よう


外へ出ると
12時から座り続けの笑いつづけの母はフラフラ
俺も疲れたよ
喉も乾いたね
ビール飲もう



紀伊国屋裏のお多幸へ
おでんの店だ

生ビールを3つ

チェーン居酒屋の残念な生とは違う
ウマイ

盛り合わせを2人前
でえこん
にゃく
だんご
あつあげ
たまご
つみれ
ちくわ
ロールキャベツ

俺は酒をいただく
菊正の生

美味い

トウフ
ちくわぶ
さつまあげ
すじ

〆はトーチャ
豆腐茶飯

茶飯におでんの豆腐
たっぷりわけぎに
おでんつゆ

名物


さぁ 帰ろう

母もAも存分に楽しめたようで何より



アリ君たちも晩飯を終えて一服

俺は水曜の〆
ウイスキ


早く寝ろ~