☆11・05



1月にまたペルセパッサ・オイリュトミー団のアトリエ公演がある。
どんな内容にしようかとプログラムを組んでいるところだ。
俺も作品を出すのだが、何にするか考えてしまう。
いい曲は数あれど、オイリュトミーにする曲、公演で演る曲となると考えてしまう。


この5、6年hiphopしか聴いていない。
それまではかなり色々な音楽を聴いてきたのだが、気が付くと、俺にとって刺激があり気持ちがいい音楽はhiphopだけになっていた。


あんなに色々好きだったのだから、また様々な素晴らしい音楽を聴きたい。

しかし果たして俺は音楽が好きなのだろうか?という疑問もある。
好きなのは音楽それ自体なのか?音楽を聴いて得られるある種の感覚・気分が好きなのか?
しかし音楽を聴いて得られる感動というものは確かにある。
不思議だ。どこに、何に感動しているのかを考えてみるとよくわからなくなる。

友清歓真という人の「霊学筌蹄」という本を昔に読んだ。いや読むだけでなく全てを書写した。
ここに「音霊法」という章があった。このあたりに、音楽が俺の魂を奮わすもののヒントがありそうな気がする。

レコードやCDって何枚持っていたのだろう。
それもみんな手放してしまい、いまは20枚くらいしか所持していない。
段シャリってやつが好きで何でもよく捨てる人だ。


公演まで2か月半。
今週あたりで曲を絞ってゆかねば。


今朝はどうやらこんな気分。
ブラームスの「インテルメッツォ」。演奏はグレン・グールド。