☆家を建てる 12・雑誌の取材を受ける



竣工検査が無事に済んだ。
そして翌日には雑誌取材を受けた。
約束の時間にライターとカメラマン、そしてK先生がいらした。
まずは外観写真を撮った。自転車をどかし、出来かけの配線を隠し。



室内の撮影もモノをいろいろ動かす必要がある。
あまりに生活感が出るものなどは隠す。綺麗に撮られた雑誌でも、カメラの後ろはガチャガチャだそうだ。


K先生との出会いや様々なことを聞かれ、答える。
一畳しかない風呂場がやはりこの家の特徴なようだ。



ライターも猫好きで飼っていたことがあるそうで、アリ君アミちゃんの懐っこさにやられている。
家自体についてのインタビューは既に先生に聞けているので、建て主の暮らしぶりについて聞きたいとのこと。


陽だまりで猫と戯れているところをいきましょう。と。


一階は体を動かしたりする広いスペース。と説明したら、
なんか動いてください。
じゃ、ヨガマットを敷いた方が絵になりますか?
そうですね!
なんかポーズしましょうか。
で、逆立ちしてみたり。

こっちに見えているのはゴミですね。一升瓶とかあって笑える。これは先生のカメラの写真だから大丈夫だと思うのだけど、こんなのが雑誌になったら可笑しい。
何の特集なんだ~とか言って男4人でゲラゲラ笑っていた。
ライターもカメラマンも、今日の取材は楽しかったと言ってくれたのが、俺も嬉しかった。
話は聞けましたかと先生に聞かれ、
はい、もう、何処を削ればいいかを考えなくちゃってほど内容がありますと言っていた。
どんな雑誌になるのだろう。




玄関扉にガラスが入り、再びワトコオイルを塗った。
おつかれと買ってきてくれた酒は岡山は千寿のうしまど。
初めての酒だ。そして味も珍しい感じだったが、うまかった。