☆コーヒーミル



最近ミルの調子がイマイチで。
長年使ってきたカマノコーヒーミル。


アメリカはミズーリの夫婦red rooster companyがひとつひとつすべて手作りでこさえているもの。
とても気に入っている大切な道具なのだが、豆の挽き具合の微調整が案外難しい。
何度も調整をしては失敗も繰り返し、やっといい細さを見つけ、を繰り返しながら使ってきたが、今回は螺子が少しバカになってしまったようでどうにも安定してくれない。
あ~ぁ、どうすっかな。
調子悪いけどだましだまし使っていくか。もう一個同じものを買うか。安い手ごろなものを買うか。
このミルは結構高くて15000円くらいする。。


ちょうど豆を切らしたので、be-woodに行った。
「ミルの調子が悪くて、、」とマスターに言ったら、
「うちにひとつ使ってないのがあるけど、あげようか」といって棚の中をごそごそ探し出した。
カリタとかのメジャーで手頃なものが余っているのかな、と思っていたら、すごい代物が出てきた。



わわっ
すげえ
SPONG社のNo.1

なんでもこれ世界で初めてのコーヒーミルといわれている
150年前にうまれ形も変わらずに使われてきたデザイン
機関車のように重みがあり無骨
made in england
最高だ

調べてみたら結構高い品で27000円くらいする

もう作られていないモノだし
受け皿もオリジナルのものでイギリスマークのシールが付いているし
本体もテカリがあって縁取りの金もとれていないし
spongシールもついているという
極上の状態だ

わぁ、ヤバイ代物だ
マスターはわかっていてくれたのか?
マスターも古道具とかお好きでしょ?
と聞いたけど
別に好きじゃないしあっても使わないから
ってその考え方好きだなあぁ

ありがたく使わせてもらいます!





適当な場所に取り付けてはみたが、こんなごついものがあるのをAが嫌がらないかが気になった。
帰ってくると、「すごいじゃん。汽車みたいでかっこいいね」
よかった。

ごっつくて安定しているしハンドルはでかいし挽きやすい。疲れないし早く挽ける。
挽き目の調整もしやすくて、これはいいものをいただいてしまった。

ありがとうマスター。
これからもコーヒー豆を買いに行きますよ。
be-woodのフレンチ最高です。