☆01・16



日曜日までレッスンが休みです。ご迷惑をおかけしてほんとに申し訳ありません。
20(月)からは休みなしでいきますので。


夜に眠れないという話をたまに聞く。
いつでも寝られる俺みたいな人間ではお話にならない辛い悩みなのだろう。
かくいう俺もごく若いころに眠れないころが少しだけあった。
19歳という尖っていて多感な時期だった。それ以降は酒を覚えたからかいつもすぐに寝てしまう。
あたたかい牛乳や甘酒を飲むと寝つきがよくなるとか耳にするがどうなんだろう。
うちでは酒を飲まない冬の夜には甘酒を飲む。
米麹の甘酒が流行ったけど、それだけだとパンチが足りない。酒粕を使う。
小さいころに婆さんが作ってくれた甘酒が俺の甘酒原体験。酒粕ってのはなんて気持ち悪いものだと思ったが、中学のころからは大好物になった。
(思えば、中坊で酒粕が好きな奴ってあまりいなかったかもしれない。俺は日本の伝統的な食物が好きだった。300円あればダチはスナック菓子とコーラを買うところ、俺は干し芋1袋だった。)
だからうちの甘酒には酒粕が欠かせない。

数年来お世話になっている富山は立山の酒粕。
年内に酒を絞って取れた粕だ。
届いた。



立山酒造のダンボール(笑)
ずいぶんデカイけどこれ全部酒粕かよ



一袋2Kg入り
6袋注文
〆て12kg


これを一冬かけて楽しむ。
酒ナシの日にスパイスティやハーブティも悪くないのだけど、もう少し味のするものが欲しい。濃いいの。
そんな寒い夜に熱い甘酒が最高だ。
稽古から戻り小腹が空いていても満たしてくれるし、快眠にも導いてくれるそうだから。オススメ。




湯呑で飲んだり、スープ皿に入れてみたり、満タンのデカマグでお約束の火傷をしたり、なかなかいいもんだ。
あったまるねぇ。
とはいうものの甘酒ってのは元々は夏の物だったとか。
江戸では夏場に冷やした甘酒を売っていたそうだ。そして夏の季語でもある。

こんな特濃の甘酒、真夏になど飲めたもんじゃない。