☆ファスティング三日目

三日目~。
朝から頭がシャッキリしている。
思い返すと初日と二日目は眠いしボーッとしているところがあった気がする。
今朝もキャンドルブッシュとサイリウムのハーブティーを飲み、MCTオイルを舐め、コーヒーを淹れた。


しばらく過ごすともよおしてトイレに行くと出た。黒いヘドロ様な宿便。昨日ほどの量ではないがそれなりにあるからびっくりする。二日間食ってないのだけどな。やはり腸にこびりついていたものがはがれて出たのだな。今朝は綾さんが10分くらい揉んでくれた。時間は短くても彼女の腸揉みはうまいから。みんなにも自揉みをすすめているがやはり技術を身につけた揉み師にやってもらうことは意味があるのだと思った。来てください。出します。


朝はヨガに行き、この二日の体験を話す。
夢中で伝えて喋る。喋りは息を吐く。吐いてばかりいるからかフラフラし始めた。いけねえ酸欠か貧血か。
動きに入るので立ち上がったらフラフラだ。立ちポーズ大丈夫かよ。と思いながらも多分大丈夫だろうと思っていた。それは呼吸をちゃんとすれば治る気がしていた。息を吸えば体に酸素が入るから。血中に酸素が供給されるから。太陽礼拝の連続した動きの始めにはふらふらで大丈夫かよって感じがしたが、数回続けているうちにフラフラは取れた。
呼吸ってすごいな。体ってすごいな。

夕方に一時間歩きに出た。また裸足だ。
アスファルトを歩く足の裏の刺激が明らかに少ない。痛さというより足裏の滑らかさを感じる。地面に対抗してしまわず、滑らかに馴染むから痛みが少ない。
これはファスティングにより内臓が調っているということだろう。
足の裏には内臓の反射区がたくさんある。どこかが悪ければ対応する反射区を押すと痛い。そういう痛みがいつもより少ない。わかるでしょ、足つぼってやつです。内臓が調っていると足つぼを押しても痛くないのでしょうね。
ちなみに足の裏には「ツボ」というのは一個しかないです、湧泉。
よく足つぼと呼ばれているのは経絡経穴ではなくて反射区です。


断食、ファスティングによる体全体への効果というのは治療院に行くより大きいでしょうね。
体は全体だから、どっか一部では治らない。
全体に働きかける身近な方法は食事を変えること、食事をひかえること、そして食事を断つこと。
それでみえてくるものは非常に大きいということが今回よくわかった。