☆ヤング式自然療法③

若い頃、謝明徳老子のタオ理論に影響を受けた。
チネイザンに関心を持ち、習いたいと思ったがセラピストの経験もないし、先ずはタイ古式マッサージを身につけたのが去年の夏。
タイマッサージの施術をしながらも俺の関心は肚だ。
タイ式のお腹マッサージだけでは足りないものがある気がした。
按腹法、アナトミートレインなどに影響を受け、何か学びたいと思っているところにヤング式自然療法に出会った。
生の野菜と穀物を食べ、腸揉みをし、宿便をだすというものだ。


うちはヴィーガンなので野菜生活ではある。
調理をやめて生野菜に変えたが、飯は玄米を炊いて食べていた。
腹は昔から揉んだり押したりしまくっている。
奥の方の硬さと痛みは筋肉的なものだと思っていたが、これが宿便だったとは。。
玄米や穀物を生で挽いて食べることに変えたが、変わらず腸揉みは続けたが宿便のようなものは出ない。

ヤング式の腸揉みを受けてみたいが混んでいて予約が取れないので、ヤング式で学んで独立している揉み師の施術を受けてみた。
揉み方は優しかった。
デトックスハーブを飲ませてもらって帰り、その夜、出た。
快便だと思い込んでいた俺の腹から、ふだんとは全く様子の違うものが、出た。
宿便は黒いと聞いていたが、ホントだ。ホントに溜まっているのだ。。
自分で揉んでも出なかったがハーブを飲めば出る。きっとまだまだ溜まっている。
50歳であれば少なくても5・6キロ溜まっているらしく全部を出すには50回くらいの施術が必要と考えられるそうだ。そんなに通えたもんじゃない。

ハーブを取り寄せ、自分で毎日腸揉みをし、ハーブを飲んで寝る。朝に出る。何度も。

そんな話あるかよ、と思われるでしょう。
しかし現実は今ここにある。誰もが産まれた時から宿便をためて生きているのだった。
多くの人の動きと体を見て、多くの人のお腹に触れてきて、わかってきたぞ。
小腸だ。宿便だ。

俺はヤング式腸揉み本家の門を叩き、研修生として実習を始めた。
研修は先生から腸揉みを受ける。そして俺も腸揉みを練習するというスタイル。
必ずフルで受けられから自分の不調をよくしながら、技術を身につけるというやり方もよい。

毎日自分でも腸揉みをし、生穀菜食をし、ハーブを飲み、出す。
自分の体を通して鮮やかな発見と体験がある。
綾さんも全く同じものを食べているし、俺が彼女の腸を揉み、ハーブを飲んで、出す。
一緒にやれていて充実感もあるので、人生が1段階変わったようで楽しくワクワクしている。

出せば不調は軽くなる。

夏のうちに研修を修める気でいる。
タイマッサージと腸揉み宿便出しを合わせた施術をするのが楽しみだ。
筋肉ほぐしもよいが、宿便出しはもっとよい。なぜなら筋肉のコリや痛みの元凶が宿便だから。