☆St. Maria Novella



サンタ・マリア・ノヴェッラ。

というのは、フィレンツェで800年の歴史を誇る世界最古の薬局だ。
天然のハーブを用い、自然治癒や予防医学という思想をもとにし、
コロン、ハーブウォーター、顔や体・頭・肌のもの、アロマや食品など様々なよいものを扱っている。

俺は香水を使わない。
昔はある一つだけはとても好きだったが、今はちょっと無理だ。人工的な感じが合わなくて。

しかしこのSt. Maria Novellaのポプリというのがなかなかいい香りなのだ。

日本にもいくつかショップが展開されている。銀座と丸の内、そして伊勢丹にもあるそうだ。

このポプリ、100グラム入りで4752円。
ひえー。たけえ!ヤフーとか楽天を見てみたら更に高かったり。。


フィレンツェの丘の自然と秘伝の調合だから、貴重なものなのだろう。


フィレンツェは行ったことがないけど、ローマで今年も買ってきた。
大好きなPanteonの近く、ナヴォーナ広場の脇道に静かに佇む店構えもナイス。




ここで買えば15Euro。日本の3分の1だ。3個買おう。




夏の間に一つ使った。
夏は窓全開の開けっ放しのわが家だ。いまいち意味がない。堪能せずに香りは飛んじまった。


で、冬になり、今は閉め切っている。
開放していた間仕切りの扉もすべて取り付けたし。

久し振りに新しい封を切ろう。







わぉ、開けたとたん、香りがもっこり騰がってきた。
相変らずスパイシーで個性的だこと。素敵ね。

いままで使っていた干からびたものの上に足す。
器は二つ。




一つは寝室。一つはリビング(ってのはどこだ?)に。

ローズマリー、ラベンダー、ビャクシンやバラのつぼみ。
フィレンツェの丘で咲き誇る草花や植物の実、樹脂などを素材に、壺の中で3ヶ月も熟成されたものだ。

自然で深みがあり、渋い。いいねぇ。