オイリュトミーのこと


オイリュトミーは、
100年前にドイツのルドルフ・シュタイナーによって作られた身体芸術です。


オイリュトミーには、「言葉のオイリュトミー」と「音楽のオイリュトミー」があります。



言葉のオイリュトミーについて。

世界にはいろいろな言語がありますが、言葉は「母音」と「子音」でできています。

オイリュトミーでは、
母音AIUEOや子音BCDFGH・・・それぞれに対応したカラダの形が決まっています。
話す言葉は違っていてもオイリュトミーの形姿は世界共通です。


私たちは言葉を語ります。

言葉を語る時には、
話そうとする力が呼吸に乗り、音声として外へ響きます。声になるのです。
この話す力を声にではなく体を動かす力にします。
口で語らず体で語るのが言葉のオイリュトミーです。

オイリュトミーがいわゆるダンスと違うのは、語る力・言葉の力でカラダを動かすというところです。

声を出す人




音楽オイリュトミーについて。

音楽には母音や子音はありません。
音楽を作っている要素には、音(ドレミ・・・)やインターバル(音程)、リズムやタクト、長調(明るい)や短調(暗い)などがあります。

これらの要素にも、それに対応したオイリュトミーの所作・形姿が決まっています。
音楽を聴いて、ドの形、ファの形、2度、6度、長調・短調和音などの動きをしていくのです。


言葉を語るカラダと、音楽を聴くカラダでは体の感覚が違います。
音楽オイリュトミーは、この「音を聴く力」を原動力にしてカラダを動かします。

CD等の録音された音楽とは違い、生演奏には、今、その場で生み出される「音の命」とでもいうものが感じられます。
この生きた音を聴く力が、体を動かすエネルギーになるので、オイリュトミーの練習は生演奏で稽古します。

音楽の演奏というのは、音が生み出される瞬間の連続です。
それをじかに全身で受け取り、聴き、動きます。 

カラダが楽器になるのです。


例えばこれはF♯(ファのシャープ)の形姿




オイリュミーをやってみたい方、やっているけど更なる追求を求めている方・・・、
どのような方にもオイリュトミーの面白さを感じられる内容です。

ダンスの経験などは必要ありません。


現在、オイリュトミーワークは個人または少人数でやっています。
午後の時間帯で希望日をご相談ください。
1回2000円です。

質問などがありましたらお気軽にどうぞ。お待ちしております。


寺﨑礁 aliamialiami@gmail.com 09098236510