☆珈琲焙煎と音楽



あいかわらず珈琲焙煎をしている。
生豆を買って自分で焼く方のが割安だと分かった。
今月のガス代の通知が来たが、高くないどころか先月より安かった。。

コーヒー豆原産地とフェアトレード契約を結び、無農薬農園でコーヒー栽培をしている人たちがいる。
そういうところから豆を買う。
様々な豆を好みの焼き具合で飲む。贅沢な楽しい趣味だ。

普段はクラシックを聴くことが多いのだけど、焙煎するときはクラシックは聴かず、その豆の原産国の音楽を聴くことになっている。
ブラジル、アフリカ、コロンビア、メキシコ、ベトナムなどなんでも合わせて聴く。
若いころから色々な民族音楽を集めて聴いた。
当時はCDを買って聴くしかないのだけど、そんなにCDを買えない俺は、日曜の朝のラジオ「世界の民族音楽」が貴重な情報源だった。
様々な国の音楽を紹介してくれた。小泉文夫氏による現地録音などもかかるよい番組だった。
それをカセットテープに録音して持っていた。カセットを処分する際にはMDに入れ替えた。MDを処分した時はPCを使いデータに変換し、今も持っている。
イスラムの祈りの歌アザーンというものを知ったのもそのラジオだった。19歳のアパートを思い出す。

いい感じに乗れている音楽が苦手で、民族音楽のなかでも好みがハッキリしている。
サルサとタンゴとかサンバ、レゲエとかはワールドミュージックの括りに入れていなくて、ちゃんとした一つのジャンルだ。
そういうのよりも原住民の音楽を好んで聴く。
楽器を操り、楽譜の曲を演奏するものよりも、原始的であるほどにワクワクする。
何かを叩いて、まっすぐ歌うだけ。

豆が入ったザルを火にかざし、体を揺らして煙の中で聴くのはそういうのがいい。