庭に出たくても蚊がすごいのでどうも出にくい。
けれど、種をまいたり、出来た種を取ったり、セルバチコを取りに出たいのだけど。
庭の通路側のセルバチコが伸び放題で邪魔になりそうだから、大幅に刈り取った。
こんなに取ってもまだまだあるよ。
この葉の部分だけを摘んでビニール袋に入れて冷蔵庫で数日はもつ。豆腐に敷いたり、ベーグルに挟んだりと使える。
こんな本を読んでいる。
ナチスドイツはシュタイナーのことを煙たく感じていたとか聞いたことがあるが、実はバイオダイナミック農法にかなり注目していたらしい。
シュタイナーのバイオダイナミック理念と、ナチスがバイオ農法に着目した理由は根本的に違うものがあったようだけど。
まだ読んでいる途中。面白いといえば面白いけど読んで楽しい感じではない。
早く終わらせて次の本にいきたいと思いながらもやめないのは、読んでおこうと思える部分もあるからなのだろう。俺はまじめだな。
鈴木町に行くと、母からの新聞の切り抜きが置いてあった。
高橋悠治さんが活動休止に入られると読んだ。そうか。。
その前に生の演奏を聴きたい。
悠治さんは、俺が素敵だなぁと思う少ない人だ。バッハのフーガの技法を何度かオイリュトミーで共演した。
悠治さんのピアノでバッハを動くというのは、またとない貴重で大切な体験だった。
何度も何度もリハーサルをしてくださった。そのたびにいつも新しい演奏をする。
本番での第7フーガの斬新な表現は特別なものだった。
斬新なんてものじゃない、いまここで音楽という奇跡を現出している。俺もそれを踊る。
音楽とか芸術とかオイリュトミーとかというよりも「踊り」なのだよそれは。


