☆Red Curry Death



毎日毎日、カレーを食べている。朝飯だ。

昨日みえたNさんは「何時に飯を食わなくちゃ」とか決めていないそうだ。
腹がグーと鳴ったら「さぁ、何を食おうか」とやっと考えてスーパーに行ったり始めるそうだ。
それいいかも。。
空腹の快楽というものがある。適度に腹が減っていると体が軽いし、頭もスッキリしていて、ことが捗る。
そして、喰いたい、という欲望はパワーでもある。パワーを感じるのは気持ちがよい。
シモーヌ・ヴェイユという人はそんな風に「空腹を見つめることこそ最高の食事である。」と、
喰わなさすぎて死んでしまった。究極だ。何事もやりすぎては毒だということか。

晩飯を食わない生活が長い。
酒もやめてひと月チョイ。
稽古を終えて家に戻ると日によっては腹が減っている。
卵焼きでも食うか、と思うが、スムージーを作って飲み、ハーブティーを入れて夜を過ごす。

で、朝は最近6時前に起きる。すぐに掃除などを始めるが、既に飯を喰いたい感じになっている。


野菜の生絞りジューサーとフライパンを出す。
レンソウ、小松菜、蕪の葉や大根の葉、生姜、大根、ニンジンなどでジュースを作る。
その搾りカスをフライパン。水を加えてに火にかける。
トリムネを切りいれ、塩。 火を通す。
ジューサーを解体し、中に詰まっているカスをほじってフライパンに追加し、ココナツオイルを入れる。
大体火が通り始めたら辛いのを入れるのだが、毎日、ガーナ産チリ、カレー粉、マサラホットと黒胡椒だったので、気分を変えてDeathソース。サドンデスだ。




サドン、久し振りか。。

唐辛子の辛さは相変わらず好きだ。
しかし、以前のような気違いじみた辛さを求める気持ちは減ったようだ。




いつものと違って赤い。
葉物のカスでいつもグリーンカレーだったが、今日はデスソースのせいでレッドカレー。
辛いけどウマイ。
入れすぎなかったので辛すぎることなくギリギリ美味いのラインを保っている。
このくらいの分量でつきあえばデスソースもいいのかも。。

「味」のなかでも「辛さ」だけはモットモットとエスカレートするらしい。おれがいい例だった(笑)。

酒をやめての生活も、難なくお茶で過ごしている。
辛い物の刺激を強く求める気持ちもおさまっている。おとなしいもんだ。丸くなった。
気違いじみた激辛もやめちまおう。