☆cold song


英語で問い合わせのメールが来た。
ヨガの参加希望で今日来ることになったが、あちらの都合で金曜に変更になった。どんな出会いか楽しみだ。


明日は13時に浜離宮の朝日ホールに行く。間に合わないので朝のクラスを休みにさせてもらった。
高橋悠治さんのコンサートに行くのだ。
今回はソプラノの波多野睦美さんとバリトンサックスとの3人によるコンサート。
調べたら演奏予定の曲が出ていた。
嬉しいのはパーセルのコールドソングが入っていること。


昔々、若い俺は音楽オタクだった。お気に入りのレコードにクラウス・ノミがあった。
当時ノミというと、初めてエイズで亡くなった文化人といわれて有名だったかも。
ノミの歌唱に魅かれた。レコードの中にあるcold songという曲が白眉で何度も何度も針を落とした。

後年クラシックを一通り聴いて、特にバロックと古楽は深く広く聴いた。
レコードで買ったパーセルの「アーサー王」の2枚組の中にコールドソングの原曲を見つけた。
そうだ、ノミのレコードにも作曲者としてクラシックの作曲家の名前があったがパーセルだったのか。
レコードはデラーコンソートのものだったけど今は手元にない。残念。
アルフレッド・デラーは指揮をしていて、息子のマーク・デラーが歌った録音だった気がするけれど定かではない。
なにしろコールドソングはよかった。
ノミもよいけど原曲はさすがによすぎで、パーセルという音楽家のすごさを知る。
こんな変な曲を書くなんて。1600年代後半のことですから。



初めて動画検索したけど、ノミの映像があるのか。すごいな。
初めて動くクラウス・ノミを見たけれど、コンサートの雰囲気がなんかいいなぁ。

明日はこれを波多野さんのソプラノで聴くのだ。悠治さんは通奏低音に徹するのか?
楽しみだ。