玄米ムスビをひとつづつにぎり、6時台の電車に乗り千葉の海へ行ってきた。
少し歩いて守屋ビーチに着くと家族連れなどがそこそこ出ている。
海パンに着替えてさっそく海へ。
最高だ。しばし泳いだり砂浜に腰を下ろしたりして海を感じる。あっちの方の岩礁には鳥居が立っているね。
500円玉をいくつか海パンのポケットに入れておいてよかった。
ケバブを買って食べた。このケバブ屋はハラルとのことで豚を使わない。
オススメが塩ケバブはソースがかかっていないので変な味が口に残らずによかった。
2:50の電車に乗るけどまだ時間がある。河岸を変えよう。駅のそばの興津海岸へ移動。
こちらの方がすいていて落ち着いている。綾さんはもう水着と体を乾かしたいので足しか入らないでよいと。
俺は泳ぎたい。いこう。沖側いっぱいのところにロープとブイが浮いているところまで泳ぐ。
ブイ沿いを横へ泳ぐ。岸の綾さんを見ると結構遠い。手を振ったら降り返してくれた。
抜き手や平で疲れたら仰向けになって浮かぶ。これが気持ちいい。空と雲しか見えないよ。
けっこう焼けたな。綾ちゃんも日焼け止めなんか使わないから焼けたでしょう。
紫外線が体に悪い?そんなことはない、適度に浴びましょうよ。
顔にできるシミ、それは紫外線ではなくて口からとっている油が原因だよ。植物油。
広大な海に抱かれると、帰ってきた、という安心感がある。
母なる胎内の原始記憶なのか。大きな力に支えられ、ここは俺の居場所だという感覚に満たされる。
東京で生まれて暮らして海とは縁のない人生だった。
しかし今ここで海と自分の関係を感じる。とても近い、切っても切れない間柄で離れてはいけないもののようだ。
といっても海のそばへ引っ越すこともすぐにはできないからチョイチョイそこへ帰るんだ。
また来るよ。