昨日の午後は休みだったので、大久保で用事を済ませたら夕方からフリー。
新大久保行こう。
イスラム横丁と呼ばれる一角へ。
一番手前の店「BARAHI」を物色。
チリ・トウガラシなどが少ないので次に行こう。
イスラム教徒は飲酒と豚肉を食べることを禁止されている。
二つとも、俺にはなくてはならないものだけど。
そんな人たちの食事・食材をHALALというらしい。
ここイスラム横丁にはハラールの食材屋が数件ある。
色々ある。何だかわからないものが沢山あるし、大袋でデカすぎるものもあるし、とても面白い。
日本語表記が無いものや、値段が書いてないものもあってスリリングだ。
なんつっても店の中に日本人が俺しかいない(笑)!店員も客も全員インドかパキスタンか分からないけどお国の人だ。
2件目「GREEN NASCO」
よさそうな感じ。
昨日も書いたけど、いま使っているトウガラシは中国産。カイエンペッパーも同じく。
これが気に食わないから良さそうなやつを求めてここへ来た。
あるねぇ。あるねぇ。大袋が多いねぇ。
陳列がいい加減で楽しい。
お、この下のほうに埋もれているチリパウダーが気になるぞ。
ガーナ産!? わかんないけどOK。購入。
100g 300円。安い。
レジに行ったら
「すごく辛いよ。」
「それが欲しいんだ。」
「気を付けて入れて。」
「ありがとう。」
抜群に日本語がうまい。
次、もう一軒。
「ROSE FAMILY STORE」
こんな階段を上がっていく。
とてもあやしい。ワクワクする。
2階入り口。
きれいに並べられた品物が見やすい。
店員らしきオジサンが奥でお客とゴソゴソ怪しい動きをしているけど、まぁ、いいや。
さて、辛いものは・・・。
あるある、いろいろ。
パウダーは買ったから、ホール・実が欲しいな。
物色している俺をマスターがケータイで喋りながら顔を見に来た。
俺の方こそ怪しいやつに見えたか。
よさそうなのがあった。
「これはどこの?」
「ミャンマー」
「ミャンマー?」
「すごく辛いよ」
「いいね」
「辛いの好きなの?」
「それで来たんだ いくら?」
「300円」
「袋いらない。ありがとう」
嬉しい収穫だ。
この横丁にはケバブ屋がうまそうだし、焼き鳥串が100円だし、
缶ビール買ってここで晩飯にしちゃいたい衝動を抑え込んで、移動!
今日はウィグル料理専門店 「シルクロード・タリム」 に行くつもりで出てきたのだ。
行くぜ。新大久保から初台まで、歩くよ。
都心に出ない俺はあまり道がわからない。
GPSをOnにしてGoogleMapを使ってみよう。
道順を示してくれるから迷子にならない。
まっすぐまっすぐ進んで甲州街道に出たらわかった、パークタワーの脇だ。
ここまで来たら大丈夫。もうすぐそこだ。
都内に唯一の本場ウィグル料理専門店。
ウィグルのスタッフが現地から取り寄せた食材で提供してくれる店。
メニューを見る。
マトン串焼き・カバブを2本。
ゴシナンというミートパイを頼む。あと、瓶ビール。
45分せっせと歩いて汗だくで、ビールがうまい。
しばらく待ってカバブが来た。
気にせず掴んだ鉄串がアチイ!
あまり食う機会がないけど、マトン好きだからウマイな、カバブ。
注文を受けてから調理するから時間もかかる。
も一本飲みたいけど、今日は食うつもりだからおとなしく待とう。
今日の収穫を眺める。
ガーナ産のホットチリパウダー |
ミャンマー産のトウガラシ 早く試したいな |
来た。ゴシナン。ミートパイ。
ウィグルもイスラムだからブタは無し。
マトンのミートパイなんてなかなか食えない。
うめえ。
マトン臭さが最高。
ちゃんと捏ねた生地に包んで伸ばして、多めの油で焼かれているのがまたいい。
脂っこさとマトンと生地が美味い!
そして、今日お目当てだったラグメンも注文しておいた。
なんでもこの麺はパスタの原型にあたるらしい。パスタはシルクロードから広がったのか。。
この麺もやはり注文を受けてから生地を打つ。厨房からドスンドスンと聞こえてくる。
生地は手で伸ばし指を使って細く伸ばしていく。
それを茹でたら、トマトベースの煮込みを乗せる。
来た。
具は人参、ジャガイモ、ニンニクの芽、マトンちょっと。
これを混ぜて食らう。
麺は腰が強いうどんのようだ。
へぇ、案外あっさりしているんだな。皿が小さい。
確かにパスタを思わせるところがある。アマトリチャアナに似ているのだ。
ラグメンに関しては、肉たっぷりでコッテリ濃いのを期待していた俺には物足りなかった。
だけど、ミートパイがすごく美味かった。
また来よう。
今度はラグメンじゃなくて肉まんを食おう。
いつ来られるかな。。
楽しみだ。