昨日はゆずの命日。たまには涙が出るほど生き生きと思い出す。思い出が薄れてゆくのは悲しいから。
今日は午後が休みの水曜日。
公演も終わり、久しぶりに家で過ごせる。
| Aの要望によりワンプレートランチ |
キャベツとエリンギのバジル炒め
茹でブロッコリー
ズッキーニとパプリカ焼き
豚バラ炒め
トマト
アボカド
無農薬3部撞き米
夏に観た映画「ムーンライト」から
こういうワンディッシュを
「シェフのオススメ」と呼んでいる
これら全て味付けは塩だけなのだが、とても美味い。
変な調味料や添加物なしの家メシが最高。
けっこうなボリュームだけど、ペロリと腹におさまってしまった。
| 先日のリコッタチーズが残っていたので、と 焼いてくれてあったパンケーキ。 加水率低めでストロングな歯ごたえがナイス。 |
なんかレコードで音楽を聴きたい気分になった。
モノへの執着がまるでないので俺は物をどんどん捨てる。
そのもの自体の質感とかにこだわらずバサバサ捨てられる。
なにしろ物がなくてサッパリしているのが好きで、
膨大に所持していたレコードもCDも数枚しか残っていない。
長年かけて集めたものなのにデータにしてしまった。
データ音源はものすごい数あるのだけど、
ハードディスクという15センチの箱の中だ。
コーヒーが好きで、今さら喫茶店というものに惹かれている。
そのせいか、あまり好きにならなかったJazzというものを
改めて聴いてみようかな、という気になっている。
なんかJazzって肌に合わない。と思い込んでいる。
それでも19の時に一通りを聴いた。
音楽熱が半端じゃなかったので勉強のつもりもあったのだろう。よく聴いた。
のちに、俺にJazzは合わねえ。と分かった。それでほぼ全て売っぱらった。
ドルフィー要らねえ。マイルス全然要らねえ。アイラー、モンク、コルトみんな要らねえ。
だけど売らなかったレコードが2枚。
Charlie Paker「On Dial Vol.4」
と
Warne Marsh & Lee Konitz「Live At The Montmartre Club」
パーカーのダイアルなんて別に価値があるレコードじゃない。
おんなじ曲の別テイクが3曲ずつくらい入っている変なレコードだ。
しかし素晴らしい音楽なのだよこれが。
久しぶりに聴いた。
パーカーってやっぱり特別な音楽家だと思う。be-bop。
パーカーってやっぱり特別な音楽家だと思う。be-bop。
このライブはリー・コニとマーシュの絡みがたまらなくおいしいアルバムで、
なんといってもA・B面の最後にバッハを吹いているのが印象的だった。
オイリュトミーを始めてからクラシックばっかり聴いていたから、
このレコードなんて20年以上聴いていない。
で、久しぶりに針を落とすと、甦る、このワクワク。
二人のラッパの絡みが心地よい。
で、バッハ。
2声のインヴェンションだったのだ。
しかもA面は1番。B面は13番。何てこった。
残しておいてよかったかも。
聴く気になってよかったかも。
二十歳のころの趣味だ。
レコードをかけてコーヒーを淹れて、
タバコは疾うに止めたけど、
余暇を楽しむ心。
忘れていたよ。