☆08・08




土日で3公演だった。
オイリュトミーとはまた違う動きで、ハードな作品だった。
それはとても楽しい時だった。師匠との長い期間の稽古は最高だった。
今回もまた沢山の勉強をさせていただいた。
師匠と仲間とスタッフとお客様と様々なことに感謝です。


終演後の集合写真
photo:bozzo



ローマから知人が来ていたので翌日は国分寺の居酒屋で集まる。
昨日は世田谷でのオイリュトミーワーク。
そして今日は一日雨で午後は家で静かに過ごす。
緊張感から解放されて、いいのだか、つまらないんだか、、、。


次の公演はペルセのアトリエ公演だけど俺は出ない。
その次の10月のでは何か作品を作ろう。
俺は寡作だ。
やりたいやりたい、という気持ちがほとんどない。
だから、やれ、と決めてやらさないとやらない。
体作り、というか、稽古をしたり、カラダに向かうことは好きなんだけど。



残りの暑い夏を楽しみながら次の作品のことなど、色々と考えたり、忙しいとできないことをして過ごそう。


ゆったり気分でJazzを聴いてみる。
ブラウニーとローチ。名盤。
なんだけどやはりジャズは合わない。ただMax Roachのタイコを聴きたかっただけなのだな。
音楽は楽しい。音楽が好きだ。と思っている。
しかし、本当に好きな物ってかなり微妙な味わいだ。
俺がいつでも確実に好きなものってどれだけあるのだろう?と改めて思う。







先月、エリック・ハイドシェックのコンサートに行った。
何度観にきただろう。かなりの高齢だ。
今回はモーツァルトのコンチェルトから12、14,16,21番の2楽章だけを取り出して弾くという珍しいライブ。
モーツァルトのコンチェルト、緩徐楽章のみをハイドシェックのピアニズムで味わえるというのは俺にとっては贅沢な話で、こってりしていないけど美味しすぎる料理だけが出るディナーみたいなもんだ。
コンサートはよかった。
田部井氏率いるカメラータジオンというバンドの感じの良さがほんとに気持ちよかった。
ハイドシェックはこの日も、本編よりもアンコールがよかった。
ベートーヴェンを日本で聴けることはもうないのかな、とかちょっと思いながら、
やはり最後はヘンデル。Suite No.2からのAirは堪らなくよかった。