水曜日。
8:00のオープン目指して向かった金壺食堂。
ここは台湾素食の店で朝食を食べに行くのを楽しみにしていた。
長年この場所で素食を提供している 味のある店構え 好きだなぁ |
バイキング600円 開店と同時に満席 すげえ |
バイキングメニューは野菜を薄味で茹でたようなものだけ。これがうまい。昆布やわかめが特に美味かった。そして久しぶりの白い飯をモリモリ食べた。
家族なのかな、店員は息の合った動きでよく働いている。調理場はご主人一人でやっている。このご主人の柔らかな物腰がよい。低く落ちついた声で客に声をかけている。初めて入った俺たちにも、バイキングになっていますんでと皿を渡してくれたり、おにいさん蕎麦できましたんで、よかったら、と出来立ての焼きそばを促してくれたり。腹いっぱいなのに食べてしまう。
名物はちまき。これも食べたくて楽しみにしていた。ひとつ300円でピーナッツ入りと無しがあり、カウンターの大皿にドサッと盛ってある。これだけを目当ての客もいると聞いてはいたがホントに次々買いに来る。そして4つ6つと沢山買って帰る。わ、うちらのぶんがなくなるぞ。焦ってピーナッツ入りを二つ取ってきた。
半分に割ると片面にはピーナッツ、片面にはハムのような乾燥豆腐がギッシリ。めちゃめちゃうまい。
金壺食堂でのチマキと素食の朝飯で腹がいっぱい。ここもまたいい店だった。
一度宿に戻り、帰り支度をしチェックアウト。
城の跡は工事中で囲われていた。修復の様子を見学できるような作りになっていたが、なんか悲しいのでどちらから言うでもそこは見なかった。
上からは久高島が見える。
イシキ浜の脇の祈りの場所。あそこはここ首里に向いていたのだ。
首里城の建築様式を見ると東大寺や東照宮に似た祈りの場所だったそうだ。
聞得大君は月に一回首里から久高島に来て祈りの時間を司っていた。その時にはどんな船で渡ったのだろう?
今回、沖縄に行こうと思ったのは旧石器時代についての展示が行われていることからだった。
縄文に興味が湧いている。それには沖縄を通らないわけにはいかない。
展示には行かれなかったが、縄文とつながる琉球について学べたのはこの旅行の収穫だ。
久高島、斎場御嶽、首里、アマミキヨ、聞得大君への思いを胸に首里城を後にした。
バスに乗って国際通りに戻る。
俺は美味しいコーヒーを飲みたい。ぜんぜん飲めていない。一回くらいは納得の濃いコーヒーを飲んで帰りたい。
エスプレッソないかなぁ。
このい滞在で行きたい店がもう一軒あった。自然食とおやつマナ。
行ってみた。ティラミスとオーガニックコーヒーを注文。
ティラミスうまい~。これがヴィーガンかよ。
コーヒーうすい~。豆に対して水が多すぎだよ。いい豆使うのにほんともったいない。
うすいコーヒーをこんなに沢山飲めないわ。ゆっくりしていると間に合わないぞ。
バスに乗り那覇空港へ向かった。
2泊3日だけではあったが学びが多く充実した滞在だった。