土曜日に綾さんと断食の話をした。
年の始まりに試しにやってみようかな、ぐらいの気持ちで日曜から3日間食べなかった。
絶食は初めてだし、腹が減ったら無口になる俺が、難なく3日を過ごせた。
一日何も食べなかった腹はぺしゃんこで腸揉みしやすかった。
こんなに空っぽの腹を揉んでデトックスハーブを飲んだらどんなものが出るのだろうと期待して寝たが、翌日はまったくもよおさなかった。
その次の日もまったくもよおす気配がない。
3日めはハーブの量を増やして飲んで寝た。
今朝目覚めるとすぐにきた。
なんか妙なものだった💩。
量は大したことがない。
俺の腹にはもうほとんど宿便はないのか?
腹が空っぽで腸の負担がないほど首、肩、腰が楽だ。マチガイナイ。普段も腹がいっぱいなほど体のコリを感じる。絶食してみてわかった。
空腹を感じても何も食べられない。
本でも読むか、となるとコーヒーを淹れようとするし、コーヒーなら何かおやつをと考えるのだかそれもナシ。
ひまだから国分寺でも行くかと考えたが、行ってもコーヒーを飲むだけなので行ってもしょうがない。
じゃ、本を読もう。が眠ってしまう。。
そんな感じの3日間だった。
最後の夜は稽古があり本番のリハなのだが全く問題なく動ける。バテるとかふらつく感じは皆無。これも普段の生食の賜物か。
3日めの夜には、心の穏やかささえ感じられ、内面と体がチグハグにならずに一緒に居られたのが心地よかった。自然に寛いでいる。それが当たり前でありたい。
腹減った。食いたい!食わないと!と思えば大変になり飢えるだろう。
そのうち食えるというぐらいの感じだから、腹が減っても水を飲み塩を舐めてやり過ごせたのかもしれない。
この気の持ちようというのがその人全体の状態に作用しそうだ。
断食明けの朝に食べた梅干し大根スープとグリーンスムージーはとても美味しかった。
舌の味覚と、口内の触覚が新鮮で楽しい。
味わえていることの充足感と感謝からガツガツしない。
また普段の自分に戻ってしまうかもしれないけど、体験を通して得たものを暮らしに反映してゆくのが楽しみだ。