火曜日。
7時半におかみさんに声をかけ朝飯を出してもらう。
自家製天然酵母で焼いたパンとスープの朝飯が宿の売り |
がじゅまるや色々な木が生えている 日が出てきた |
食べ終わり、一番近い浜を聞いたらここから2分とのこと。行ってみよう。
島には普段見ない植物がいっぱいある |
なんだこれは パイナップルかな |
あとでガイドさんに聞いたが アダンという植物だそうだ 人は食わない 熟して腐れて落ちるとヤシガニがやってきて食う 枯れたものは燃料にしてイラブーの燻製を作るそうだ |
着いた ピザ浜 |
きもちいい |
このピザ浜は島の中で唯一遊泳可能な浜。
いくつもある他の浜は近づくことは出来ても入ったり泳いだりしてはいけない。神事を行う聖なる場だからだ。
宿に戻ってチェックアウト。
9:45のガイドさんとの待ち合わせに向かう。
車で迎えに来てくれて出発。今日の客はうちらだけ。ラッキー。
地元ですっと暮らす77歳の方でなんでも知っているベテランガイド。
神話のことや知らないことばかりでとても興味深い。琉球と日本と中国のこと。久高島と首里のこと。
久高島は琉球の最初の神様アマミキヨが降り立ったところ。
最初に降りったところといわれる島の突端の浜に行った。
色々な説明をしながらも要所では写真を撮ってくれる。
どちらかが肩に手を回してというので 急いで腕をまわすと 違うのですと 本来はおんなが強いのです 幼い子も男の方が弱く病気もする 島の神事には男は参加しないし 祈りや神事をつかさどるのは女です 強い女が弱い男を守るのが本来の姿なのですよと |
天から降りてくるというのは日本の考え方。上陸するという場合は彼方ニライカナイからやってくる琉球的な考え方。
しかしアマミキヨが最初に来た場所は本当はこの浜ではないとも言われている。。
イシキ浜への入り口 アマミキヨが最初に着いたのはここだったという説が真実らしい 神事が行われるのはバヒャーンではなくこちらの浜で行われる ノロさんのトップ聞得大君は月に一度首里からやってきて この場所で祈ってからイシキ浜に入ったそうだ ここでの写真も並び方はこうだ 現代の威張った男の態度は本来の形ではない 強いのは女性 |
ちょうど先週神事があったそうだ いまでも島の女性たちがここにきて祈る 先週その儀式があった これはその跡 |
こんな感じで島全体をガイドしてくれた。
他にも興味深い話がたくさんあるが、このくらいにしておこうかな。
3時間半のガイドツアーを終えて島での最後の昼飯は食堂はましむで沖縄そばを食べた。