☆残留農薬除去 ホタテのチカラ



2年位前から野菜を買ってきたらまず洗う、そして重曹を溶かして水にしばらく浸ける。
そうすると農薬が取り除けるのだ。

そんな話をしていたら
「ホタテは知っていますか?」
「ホタテ??」
教えてもらって初めて知った。
ホタテの貝殻を焼いて粉にしたものがあって、これが野菜の残留農薬と化学肥料を取り除いてくれるのだそうだ。へぇ~。

さっそく買ってみた。
いろいろあったけどHOTAPAという商品にしてみた。


とりあえずキャベツいってみよう。
これはスーパーで買ったやつ。





ボールに水を張って、粉を入れて、キャベツを入れた。




油みたいのが浮き出してきた。
これが農薬か。時間がたつほど浮いてくる。
もっとでかいボールが必要だな。

次、人参。


浸けて5分くらいでこんなに浮いてきた。
驚きだ。だってこれ、スーパーとかのじゃなくて、自然食品屋で買ってきたものだから。

表示には特別栽培、化学肥料は10割減と書いてある。使っていないってことか?。
で、農薬は5割減でポリオキシンだとかを5回使用と書いてある。



その農薬が出るわ出るわ。


40分くらいでこんな感じ。
恐いな。これが現実か。

次。
実家の庭で採れたパプリカとナス。ヨガ部屋から見えていますね。
これは農薬は全くかけていない。
肥料ってのは使わないと育たないらしい。



これを5月から月に2回というから、収穫までに10回ぐらいやったのか。



とてもきれいなパプリカ。
素粒水で洗う。
この水に浸けておくだけでも野菜が格段にうまくなるのだけど。



ホタパを入れて、5分くらいで浮いてきた。
無農薬のパプリカだ。外側からかけた農薬は表面には附いていない。
ということは、土に撒いた化学肥料を根から吸い上げて実に入っている毒が出てきたということか。
すげえチカラを持っているんだな。ホタテ。


40分でこれだ。
洗って素粒水に浸けてから冷蔵庫へ。

ナスビ。
これはみなさん知っていると思うけど、パプリカの隣に生えているもの。
栽培環境はパプリカと全く同じで、無農薬・肥料10回。


20分くらい経過。
あまり出てこない。
パプリカとずいぶん違いがある。どういうことだろう。
野菜の種類によって性質もあるのか。


このようにホタテの力は野菜の毒を除去してくれるだけでなく、持ちがよくなり味もよくなる。


しかしこの汚れは本当に農薬や化学肥料なのか?という疑問があるかもしれない。


そこでやってみた。
このあいだ届いた玄米。
宮崎県産の完全無農薬・肥料も全く使わずに育った玄米。


これを浸けてみた。
世田谷クラスへ出かけているあいだ浸けっぱなしにしてみた。


7時間も経つのに全く汚れが浮いていない。
コメの皮の色が出ているだけだ。すげえ。
ホンモノの100%自然農の玄米だ。
こういう仕事をする農家さんがあるってのはすごいことだ。ありがたい。



見た目には同じように見える食べ物だけど、実際にはいろいろな違いがあるということ。
見ただけではわからないから難しい。




食うものだから、カラダのことだから、よくよく考えて確かなものを選ぼうと思う。