☆声を出すということ



先日のオイリュトミーワークでは声を出すということをしてみた。
練習のなかで声を出すことはあるのだけど、動いている人に向けて声を出す、自分の声の力で動いてもらうという練習はあまりしていない。
人にもよるのだろうけど、声を出すというのは恥ずかしいものだ。
俺はモロにそのタイプでオイリュトミー学校での言語形成の授業はけっこう苦手だった。


語る力・歌う力が呼吸と結びついて外へ響いてゆく。これが声だ。
声の素になる力と息がムスビついて声になる。
内側の力が外へ流れてゆく。
と考えると、外へ響く声は体の延長だ。
響きが外へ流れて空間を造形してゆく。
と考えると、体を動かすこと、踊ることと同じじゃないか。

という風に感じられたから、意識的に声を出すこととカラダ作りが結びついた。
体を鍛えることと言語造形が同じ取り組みになった。

声はカラダだと思う。