休みを取って桜木町まででかけた。
イメディスという医療機器を用いての身体検査を受けるために。
イメディスというのはロシアが開発した医療システムで、量子物理学に基づいた医療のことで、共鳴療法、ホメオパシー、漢方、西洋医学等を総合的に組み合わせたものらしい。
と聞いても何のことだかイマイチわからない。
Aがこれをみつけてきた。
知り合いに教えてもらったそうだ。
予約が取れたのは半月くらい前か。
桜木町から5分くらい。10時からの予約に間に合った。
こんな機械を使う。
人間を含め全ての生物は体から幅広い周波数を出しており、この機器により体内の病理的な周波数を突き止める。
人間ドックなどで行う検査以上に詳細な検査を行うことができ、その場で検査結果が出るそうだ。
まずはAから診断。
機械から出た電極を片手で持つ。
もう一方の手は机に置いておく。
先生は調べる項目をチェックし、電極ペンみたいなもので手に触れる。すると体が何らかの反応を示す。
その項目の周波数に対して体が共鳴するか、しないかを見てゆくというもの。
頭痛の原因を調べていく。
イメディスで調べられる項目は70000項目。この中からどれを調べるかを決めるのが医師である先生の経験と知識と技術。
俺も隣で見ていたが、面白いように体の状態がリサーチされてゆく。
体だけでなく精神的なありようや脳のストレス状態なども。
頑張りすぎていることとか、どこかに力を入れすぎているとか、その他もろもろ身体的、性格的なこと、内臓、栄養、免疫、アレルギー、電磁波、そしてDNAについてまで。。
すごい。体の反応が画面のグラフに瞬時に数値化される。
自分では無意識であろう人間性の部分についてもカラダを見れば素直な反応があらわれ、俺が見ていても、あ、その通りだなと思うことが沢山あった。
こうして様々な項目に対する体の周波数を調べてみつかった問題は、正しい周波数を体に与えることにより、生体バランスを健康な状態に回復させることができるそうだ。
正しい周波数によって病理的シグナルを相殺するという治療の仕方だ。
ロシアとヨーロッパ各国ではメジャーな医療機器で、病気の発症前から病気の可能性を発見されたりと、医療として用いられているが、日本ではまだまだマイナーのようだ。
これが本当に正しく力を発揮できるものであるならば、すごいモノだと思った。
Aはひと通り終わり、次は俺の番。
こういうよくわからない検査にカネを出すのはもったいないし、本当に分かるのかよ、みたいな気持ちもあったのだが、Aの診断をみていたら面白くなってきた。
長年の皮膚症状の原因をつきとめられるかもしれない。
オデキの既往歴とこれまでの様々な治療履歴を話した。
10月からアルコールを飲むのをやめたら新しくオデキが出ていないことを話した。
わかりました。では肝臓から見ていきましょうか。
ということで様々な項目をチェックしていく。
いちいちどこチェックしているかを言われないのでわからないが、画面のグラフが上がったり止まったりと反応をしている。
栄養はビタミン・ミネラルなど問題ナシ、DNAも問題ナシ、免疫は強い。電磁波からの影響はかなり受けている。。
現在の精神状態からのカラダへの悪い影響は見られないそうだ。
しかしわかったのは過去に大きなものがあったそうだ。症状が発症したころか、もっと前かはわからないが過去にあったことで精神的に大きなダメージを受けた。それが原因のひとつであることがわかった。
来る前にネットでイメディスについて調べていてビックリしたことがある。
それはカビや寄生虫が様々な病気のもとになっているということだ。
頭痛や様々な内臓疾患、疲れ、そして鬱病などの精神疾患といわれるものまで。
へぇ、虫か。。
で、俺の場合は膵臓と脾臓に虫がいそうだということが分かった。
何の寄生虫がいるかを調べていった。
様々な寄生虫の項目から、その周波数に反応するものを探す。
次々にチェックをしてゆくが、画面をみていても反応が見えない。
先生は一生懸命に次々と調べてくれている。
ピコーン。
いた!これですね。肥大吸虫。
なんですかそれは!
肥大吸虫というのが膵臓・脾臓にいて、そこから肝臓・腎臓に影響がいき、皮膚に症状が出ているのです。とのこと。
まじか。虫がいるのかよ。
でも原因が分かったのなら治し方もあるのだろう。
希望はみえた。
続きはまた書きます。今日はここまで。