毎日ヨガをし、最近はピアノの練習をし、稽古に出かける。夜にまたヨガのクラス。
そんな日々を続けている。2012年の3月に開いたterra yogaの9年が過ぎる。
初期からすっと来ている人も数人いるのがすごい。
うちに来ていても資格を取れるわけでもないし、楽しいレクリエーションなどもほぼない。ここでヨガ友達を作って遊んだりもしていなそうだ。それぞれがただヨガをしに来ている。それぞれのタイミングでそれぞれのペースで。そして長続きしている人が多い。そういうスタイルが好きだ。自分が通うにしてもそういう教室がいい。
俺は吉田つとむ先生にヨガを習った。
といってもほんの数か月のあいだだけど。
アシュタンガヨガというスタイルで楽しかった。難しかったしハードだった。
でも面白くて夢中で通った。週に3回くらい行った。吉祥寺の先生の自宅教室までマラソンで。
当時はメチャメチャに鍛えていた。ガッツリ汗をかいてからでないと何かをできないと思い込んでいたので、たくさん着込んでマラソンで吉祥寺まで。グッショリと着物を濡らしてしまうので、先生の家に行く前にマクドナルドに入り100円のコーヒーを頼んだらトイレで着替え。あたたかいコーヒーで一息いれて教室に向かうという感じ。朝9時半くらいの空いているマックに頭から湯気を出した男が駆け込んで来るのだからオカシイ。店員達はクスクスと笑いをこらえながらコーヒーを出していた。女子だから俺も恥ずかしいには恥ずかしいよ。週に3回も。
この頃に無理をしすぎて俺は体のバランスを壊した感じもある。
当時は31歳、32歳のころか。まだだいぶ若かったし元気もあったし稽古は毎日していた。
それでもヨガでできないことはたくさんあった。当時の努力ではできなかったことを今やってみると難なく出来たりすることもあるのが不思議だ。いまは努力なんてしていないし、あまりハードに鍛錬しすぎない方がいいとさえ思っているのに。
体は不思議だ。体はすごい。人間は不思議だ。体は未知で未読だ。読まれることを待っている。
terra yoga最ベテランKさんの座右の銘は「現状維持」とのこと。
確かに彼女のカラダを現状維持して10年20年経ったらそれは相当すごいことだと思う。
体は壊さないように、長持ちするようにやっていきましょうね。
パールシュヴォッターナアサナ こういうポジションの時の骨盤の向き |
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脚を前後に開いての前屈ですから 片方が上がりがちですけど 左右の高さを合わせます |