東洋医学というけれど、東洋って広いじゃん。東洋医学といったら漢方とか鍼じゃないの?それなら東洋医学て中医学と同じことなの?
医学の始まりはインドだそうだ。
世界最古の医療といわれるアーユルヴェーダ、これは有名だから知っている人も多い。
インドで始まったアーユルヴェーダはやがてチベットへ渡った。
インドで始まったアーユルヴェーダはやがてチベットへ渡った。
そこでチベット仏教やその宇宙観と結びついてチベット医療として発展した。
やがてこのチベットから東方へ広がったものが東洋医学、西へ広がったものが西洋医学といわれるようになったらしい。
やがてこのチベットから東方へ広がったものが東洋医学、西へ広がったものが西洋医学といわれるようになったらしい。
なのでアジア系の医療はみな東洋医学なのだ。確かに中国だけではなく、台湾、インドネシア、タイ、韓国、スリランカなどにもその国らしい医療体系がある。
チベット経由でルーツがインドだから似ているところもあるが、土地の風土や特色が生かされていて魅力的だ。
俺が憧れた鍼治療は中医という世界だった。それを学ぶためには鍼灸学校に入ること。
そこで鍼師、灸師、按摩・指圧・マッサージ師のいずれかを選んで学んで資格を得る。これらは日本でも国家資格のもので威厳がある。本格的にやるためには専門学校に通うのだが、知らべたら3年間で400万円。こりゃ無理だ。すぐ諦めた。
でもなんかやりたいのだ。体を調える何かを身につけたい。
タイマッサージ。どういうわけかタイマッサージが浮上してきた。気になってきた。調べてみると、二人でやるヨガとか、ダイナミックなストレッチとか、バンコクスタイルとかチェンマイスタイルとか色んな言葉が見えてきた。
ヨガを長年やってきたし、適当な按摩を人にするとウマイといわれたのもあり、これは何かあると感じ惹かれるようになった。
考えたこともなかったタイマッサージに思いを馳せ、いろいろ調べた。
それよりずっとずっと前、20代の後半に謝明徳の本を読み、えらく影響を受けた。読んだ本は「タオ性科学」だったが、チネイザンというものの存在を知り、なんとなく憧れを抱いたものだった。チネイザンについての本は手に入らない代物だったが、いま思えば、これぞ中医のエッセンス、これぞ東洋医学の粋であったのだ。
タイマッサージを習おうかな、という時期にこのチネイザンを調べてみたら謝明徳氏は生きている。チェンマイで様々なタオ的ワークを指導していてチネイザンのコースもあるそうだ。チネイザンを学べる世界に生きている。
なにしろ謝老師の本を読んだころはパソコンはおろか携帯電話も持っていなくて、知らないことだらけだったのだな。
これについても調べてみると受講費が高いうえにマスターするまでに数年かかる。そして難しそうだ。セラピーの世界にまだ入ってすらいなかった俺は、まずはタイ古式マッサージを一通り学ぶことにしよう。と決めたのだった。
その当時タイで活躍していたレジェンド先生たちはバンコクはワットポーのビシェット師、チェンマイのカリスマ、ピシェット師、シンチャイ師、ワンディ師、学校ではロイクロ、オンスクールなどが有名であったが、俺が選んだのはワンディという女性の先生。噂にきくとかなり個性的であることは間違いがなさそうだったが、そのくらいの人が俺には合うと直感した。天才もカリスマも超越もいらない。地に足着いた人間臭い変わり者が好きだ。
決めたら動く。ワンディに連絡を取り、飛行機チケットを買った。
